試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

wime-icon(リリース候補版)とwimeのMandriva Linux向けRPMパッケージを更新(動作報告歓迎)

wimeの制御/ログ表示ツールとして「wimeの制御・ログ表示を行うツールを試作」でwime-iconというツールを作成したのだが、「TiMidity++のALSA MIDIデバイスとしての動作を制御するシステムトレイツールをVala言語で書き直し」のtimidity-iconに続いて全体を書き直して機能追加したものを作成した。
以前のバージョンを作成したときにはATOK2008の体験版を用いて実際の変換の動作を確認できていたのだが、期限は既に切れている上、2009版は「wime向けにATOK2009体験版を入れて試そうとしたが...」に書いたようにWine環境へのインストールができないため、手元の環境ではテストが行えない状態となっている。
というわけで、動作する保証はできない
別館にリリース候補版を公開した。
ただし需要があるのかどうかは非常に怪しいので、動作報告がずっとなく、かつ今後のWineで例の体験版のインストーラが動作するようにならなければ、このままリリース候補版のまま放置することになる予定。
今回は/tmp/.iroha_unix/IROHAがある場合に自動的に未使用の番号を用いてwime-pオプション付きで起動するようにしている(入力メソッド側でかんなサーバ名の設定が別途必要だが、wime-iconのメニュー項目からサーバ名をクリップボードへコピーする機能を付けている)。*1
また、Mandriva Linux向けのwime本体のRPMパッケージも、同様に動作保証はできないが別館の配布ページに公開した。こちらはこちらで特にx86_64上のビルドがなかなか通らずに色々と試行錯誤しながら(汚い処理で)何とかビルドはできるようにできたものの、実際に正しく動作するのかは非常に怪しい。
(2009/8/5)本体のRPMパッケージをバージョン3.2.0に更新した。
(2014/10/12)本体・RPMパッケージいずれも配布ページは削除済み。

動作確認状況(2009/8/5)
項目確認状況
wime-3.2.0 Mandriva向けRPM (i586向け) 端末から起動して変換/設定*2動作確認未確認
wime-3.2.0 Mandriva向けRPM (x86_64向け) 端末から起動して変換/設定動作確認未確認
wime-icon 0.2.0-rc1 メニューからwimeを開始して変換動作 (かんな未インストール)未確認
wime-icon 0.2.0-rc1 メニューからwimeを開始して変換動作 (かんな動作中・サーバ名をコピーして入力メソッド側で指定してかんなと同時使用)未確認
wime-icon 0.2.0-rc1 メニューからIMEの設定を行う未確認
(製品版のATOK2008などを用いての)動作報告を頂ける場合は本記事のコメントにて受け付けます。

*1:かんなとの共存ができることを狙いとしている

*2:wimectrlによるIME設定ツールの起動