試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Beagleの新しいWebインターフェースについて

(2014/10/23)Beagleはその後開発が終了し、メンテナンスもされておらず、公式サイトも消えている。

デスクトップ検索ツールBeagleは、バージョン0.3系から新しい(実験的な)Webインターフェースが搭載されている。Ajax技術を使用していて、検索によって画面が切り替わることはない。
http://web.archive.org/web/20080310002806/http://beagle-project.org/Beagle_Webinterface
に詳しいことが書かれている他、スクリーンショットも載っている。

  1. 使用方法
  2. Mozilla系Webブラウザでローカルファイルが開けない件について

使用方法

Webインターフェースを使用するには、メニューの「検索 - 設定」から設定ダイアログを開き、「ネットワーク」タブの「ローカルの検索サービス用にウェブ・インタフェースを有効にする」のチェックを入れてから

http://localhost:4000/

Webブラウザで開く。

バージョン0.3.6の時点では高度な検索や設定などのリンクは未実装のようだが、日本語は正常に扱えるようだ。

MozillaWebブラウザでローカルファイルが開けない件について

MozillaWebブラウザで検索結果からローカルのファイルへのリンク(「file://」で始まる形)が機能しなくなっているが、プロファイルディレクトリのuser.jsの編集で対処できる。
Mozilla Firefoxの場合は下の場所になる。
ファイル名: ~/.mozilla/firefox/[プロファイルディレクトリ]/user.js

user_pref("capability.policy.policynames", "localfilelinks");
user_pref("capability.policy.localfilelinks.sites", "http://localhost:4000");
user_pref("capability.policy.localfilelinks.checkloaduri.enabled", "allAccess");

設定はこの記述を追加した後に起動されたWebブラウザ上で有効になる(動作中の場合は再起動する)。

使用したバージョン:

  • Beagle 0.3.6
  • Libbeagle 0.3.5