Beagleの新しいWebインターフェースについて
(2014/10/23)Beagleはその後開発が終了し、メンテナンスもされておらず、公式サイトも消えている。
デスクトップ検索ツールBeagleは、バージョン0.3系から新しい(実験的な)Webインターフェースが搭載されている。Ajax技術を使用していて、検索によって画面が切り替わることはない。
http://web.archive.org/web/20080310002806/http://beagle-project.org/Beagle_Webinterface
に詳しいことが書かれている他、スクリーンショットも載っている。
使用方法
Webインターフェースを使用するには、メニューの「検索 - 設定」から設定ダイアログを開き、「ネットワーク」タブの「ローカルの検索サービス用にウェブ・インタフェースを有効にする」のチェックを入れてからhttp://localhost:4000/
をWebブラウザで開く。
バージョン0.3.6の時点では高度な検索や設定などのリンクは未実装のようだが、日本語は正常に扱えるようだ。
Mozilla系Webブラウザでローカルファイルが開けない件について
Mozilla系Webブラウザで検索結果からローカルのファイルへのリンク(「file://」で始まる形)が機能しなくなっているが、プロファイルディレクトリのuser.jsの編集で対処できる。Mozilla Firefoxの場合は下の場所になる。
ファイル名: ~/.mozilla/firefox/[プロファイルディレクトリ]/user.js
user_pref("capability.policy.policynames", "localfilelinks"); user_pref("capability.policy.localfilelinks.sites", "http://localhost:4000"); user_pref("capability.policy.localfilelinks.checkloaduri.enabled", "allAccess");
設定はこの記述を追加した後に起動されたWebブラウザ上で有効になる(動作中の場合は再起動する)。
使用したバージョン:
- Beagle 0.3.6
- Libbeagle 0.3.5