試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

Mozilla Firefoxの覚え書き(2007/12/23現在)

  1. バージョン2系とバージョン3系を使い分ける
  2. Firefox 3.0 Beta 2の拡張機能対応の覚え書き
    1. FireGestures(マウスジェスチャ)
    2. Download Statusbar(ダウンロードの状況表示や各種処理)
    3. Fast Video Download(YouTubeなどの動画ファイルを簡単にダウンロード)
    4. Tab Mix Plus(タブ機能を強化)

バージョン2系とバージョン3系を使い分ける

Firefox 3 Beta 2の時点では、バージョン2系と比べて軽快に動作し、特に不安定というわけでもないため、3.0の正式リリースまで、2系と同時に使い分けることにした。
プロファイル(各種設定やデータ)に関しては、2系と3系とで分けておくことにしている。プロファイル管理は

$ firefox -ProfileManager

で行い、起動時のプロファイルは-Pオプションで指定する。更に、バージョン2系と同時に動作させるようにするため-no-remoteオプションも付ける。
最終的には

$ [3系のFirefoxのディレクトリ]/firefox -no-remote -P [3系用のプロファイル名]

という形で起動するようにメニュー項目やランチャを作成しておくことにした。

Firefox 3.0 Beta 2の拡張機能対応の覚え書き

普通に

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/browse/type:1

(リンク切れ)からたどっても、更新日時が新しいものには、3.0 Beta 2でもインストール・動作する(対応バージョンに含まれている)ものがあり、2系までと書かれているものでも、別の場所でバージョン3系向けの拡張を配布している場合がある。
対応バージョンが「2.0.0.*」までで、特にコメントのないものはそのままでは使用できない。その場合は、対応版が出るのを待つか、

などを参考にして無理やり入れる(拡張によっては動作しない場合があるので注意)。推奨は「extensions.checkCompatibility」の指定をする方法。

FireGestures(マウスジェスチャ)
本家からインストールしようとすると

FireGestures には安全に更新する手段が用意されていないため、インストールされません。

とメッセージが出てインストールされないが、
www.xuldev.org/blog/?page_id=130#comment-322
にある自動更新無しバージョンを入れることでインストールは正常に終了し、動作に関しても、特に問題なく使えている。

Download Statusbar(ダウンロードの状況表示や各種処理)
本家のサイトに、バージョン3系対応の0.9.6 beta2が公開されている。

Fast Video Download(YouTubeなどの動画ファイルを簡単にダウンロード)
「extensions.checkCompatibility」の指定でインストールしたが、YouTubeからのダウンロードテストは成功した。

Tab Mix Plus(タブ機能を強化)
tmp.garyr.net/dev-builds/
にあるtab_mix_plus-0.3.6.0.071030.xpiがこの時点での最新。ファイル一覧上では

tab_mix_plus-0.3.6.0..> 31-Oct-2007 07:38   330k

となっている。しかし、これを入れようとしてもFireGesturesと同様、

Tab Mix Plus には安全に更新する手段が用意されていないため、インストールされません。

のダイアログが出てインストールされない。
これは自動更新無しバージョンがないため、about:configで真偽値「extensions.checkUpdateSecurity」を作成し、「false」にするしかない。
動作に関しては正常に見える。
(2014/9/27)一部リンクを修正もしくは削除

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