試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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cpufreqdのプロファイル手動切り替え支援などのツールcpufreqd-iconとGKrellMのcpufreqプラグインのUbuntu向けパッケージを作成

cpufreqdの手動プロファイル/モード変更ツールを更新(Vala言語への移植,デーモン制御機能とテストツールの追加)」で作成したcpufreqdのプロファイル手動切り替え/デーモン制御を行うシステムトレイツールcpufreqd-iconと「Mandriva Linux 2009.0のGKrellMプラグインのパッケージの不満点とその対処(volumeプラグインのALSA対応とcpufreqプラグインの追加)」で以前Mandriva向けにもパッケージを作成したGKrellMのcpufreqプラグインUbuntu向けパッケージを作成し、「milkjfフォントとut(内海氏)版AnthyのUbuntu向けパッケージを作成(2010/11/20現在)」で書いているPPAリポジトリに公開した。どちらもしばらくは不安定パッケージ扱いとする。また、PPAリポジトリの説明文が分かりにくかったので「kakurasan/unstable packages」のように修正した。
cpufreqd-iconについては/etc/cpufreqd.confの「General」セクションにおいて

  • 「enable_remote=1」がある
  • 「remote_group」のグループ名に自分のユーザが属している

という状態であることを確認してから用いる(これをしないとcpufreqdUNIXドメインソケットにアクセスできずにプロファイルの一覧取得と切り替えができない)。標準で用意されている/etc/cpufreqd.confでは
[引用]ファイル名: /etc/cpufreqd.conf より

[General]
pidfile=/var/run/cpufreqd.pid
poll_interval=2
verbosity=4
#enable_remote=1
#remote_group=root
[/General]

となっているので、「#」で始まる行(この状態ではコメント扱い)を修正する必要がある。下は設定例(管理者権限で編集する)。
[一部]ファイル名: /etc/cpufreqd.conf

[General]
pidfile=/var/run/cpufreqd.pid
poll_interval=4
verbosity=0
enable_remote=1
remote_group=admin
[/General]

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