試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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UbuntuにおけるEclipseへのPleiades(日本語化パッケージ)とPyDev(Pythonの開発支援)のインストールについて(Ubuntu 11.04時点)

ここでは、UbuntuにおけるEclipseへのPleiades(日本語化パッケージ)とPyDev(Pythonの開発支援)のインストール作業についてを扱う。

Pleiades(日本語化パッケージ)

Debian/Ubuntuでは、Pleiadesはディストリのパッケージとして提供されており、パッケージ名「pleiades」を検索・選択してインストールできる。
ただし、このままでは有効にはならず、/usr/share/doc/pleiades/README.Debianに書かれている通りに管理者権限で.iniファイルを編集して、以下の記述を追加する必要がある。
[追記]ファイル名: /etc/eclipse.ini

-javaagent:/usr/lib/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

(2011/11/18)Eclipseのバージョン系統が上がった際に起動時にエラーが発生するようになった場合は「eclipse -clean」として一度起動する。

PyDev(Pythonの開発支援)

Debian/Ubuntuでは、PyDevは過去にディストリのパッケージになっていたことがあるものの、その後はパッケージが用意されていない状態が続いている。ただし、Eclipseのソフトウェア追加の機能でインストールできるAptana StudioというWeb向けの開発環境の中にPyDevが含まれているため、これを追加することで簡単にPyDevが導入できる(Ubuntu 11.04の時点ではAptana Studioはディストリのパッケージにはなっておらず、手動で入れることになる)。
以下は導入作業例。Pleiadesは導入済みであるものとする。

ソフトウェア追加の機能を開く

「ヘルプ - 新規ソフトウェアのインストール」を選択する。

Aptana Studioの場所を指定


「作業対象」の欄に

http://download.aptana.com/studio3/plugin/install

と入力し、「追加」ボタンを押す。

ダイアログが出るので、名前を付ける。

このパッケージにチェックを入れて「次へ」を押す。

レビュー


説明を確認して「次へ」を押す。

ライセンスの確認と同意


ライセンスを確認し、同意する場合に「完了」を押すとダウンロードとインストールが開始される。

ダウンロードとインストール


ダウンロードとインストールは自動で進む。

途中で署名に関するダイアログが出るが、そのまま進めないとインストールは完了しない。

インストールが終わったら、ダイアログから再起動をする。
その後は「ウィンドウ - 設定」で各種設定を行う。
コードの色付き表示の配色やエディタ部のフォントなどについては「Aptana - テーマ」で変更する。

最新バージョンのチェックと更新

「ヘルプ - 更新の確認」で最新バージョンをチェックし、新しいバージョンが出ていれば更新することもできる。

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