試験運用中なLinux備忘録・旧記事

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LibreOfficeの外観(使用GUIツールキット)の手動選択について(バージョン3.5系時点)

以前のOpenOffice.orgでは、各デスクトップ環境向けの統合機能のパッケージをインストールした状態でOOO_FORCE_DESKTOPという環境変数

の中から指定することでユーザインターフェースで使用されるGUIツールキットが選択できていた(無指定の場合は環境に応じて自動選択される)のだが、LibreOfficeのバージョン3.5系時点では、デスクトップ環境向けの統合機能のパッケージがインストールされていても、この環境変数では手動指定が機能しない。

調べてみると、SAL_USE_VCLPLUGINという環境変数が代わりに用いられることが分かった。

(アプリケーション一覧から開始)
$ SAL_USE_VCLPLUGIN=[名前] libreoffice &

(個別のアプリケーションを直接起動)
$ SAL_USE_VCLPLUGIN=[名前] [localc,lowriterなど] &

環境変数SAL_USE_VCLPLUGINに指定する値は下の通りとなる。

これはsoffice.binなどのあるディレクトリ(Ubuntu 12.04では/usr/lib/libreoffice/program/)にある「libvclplug_[名前]lo.so」という共有オブジェクトファイルに対応しており、これ以外にも「svp」といったものがあるが、これはウィンドウが画面に表示されない形(headlessプラグイン)となる。
なお、手元のx86_64版Ubuntu 12.04では何故か「libreoffice-gtk3」パッケージをインストールして「gtk3」を指定してもGTK+ 3は使用されなかった(他の値を指定すると正常にGUIツールキットは変わっている)。

下の画像は「gen」指定のもの。

使用したバージョン:

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