UbuntuのUnityに関するメモ(キーボードを用いた幾つかの便利な操作・Ubuntu 11.04時点)
「UbuntuのUnityに関するメモ(ウィンドウマネージャ設定,最大化/半最大化・Ubuntu 11.04時点)」に続き、Ubuntu 11.04時点でのUnityの使い方についてを扱う。
キーボードを用いた幾つかの便利な操作
コマンドの実行
初期状態ではAlt+F2(CompizConfig Settings Manager(CCSM)で「Ubuntu Unity Plugin」の「Behaviour」タブにある「Key to execute a command」に設定されているキー)を押すと画面上に「コマンドを実行」と表示された1行の入力欄が表示されてフォーカスされる。ここでコマンド行を入力してコマンドを実行することができる(入力を取り消す場合は上か左のパネルをクリックするなどする)。
このコマンド実行機能では過去に入力した内容が候補として表示されるので、これを選択して簡単に実行することもできる。
ランチャのパネル内の項目にキーボードからアクセスする
初期状態ではAlt+F1(CompizConfig Settings Manager(CCSM)で「Ubuntu Unity Plugin」の「Behaviour」タブにある「Key to put keyboard-focus on launcher」に設定されているキー)を押すと画面左のランチャのパネル内の一番上の項目が選択された状態となり、上下矢印キーで項目(アイコン)を移動して
- Enterでクリック(起動もしくはウィンドウをフォーカスする)
- 右矢印キーでコンテキストメニュー表示
とそれぞれ等価な操作が行える。ランチャのパネル内の項目が選択された状態でウィンドウなどをクリックすると、ランチャ内の選択が外れる。
端末の起動
CompizConfig Settings Manager(CCSM)で「Gnome 互換性」プラグインの「コマンド」タブを開いた中の「端末を開く」で設定した割り当てのキーの組み合わせを押すと、その上の「端末起動コマンドライン」で記述した端末が簡単に起動できる。もちろん、デーモンとして動作している端末のプロセスがあるときのクライアント(例:urxvtc)を指定することもできる。
(「UbuntuのUnityに関するメモ(UnityのCompizプラグインにおける幾つかの設定,ログアウトなどのボタン・Ubuntu 11.04時点)」に続く)
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使用したバージョン:
- Unity 3.8.12
- Compiz 0.9.4
- CompizConfig Settings Manager 0.9.4