試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

iMacrosでユーザエージェントを一時的に切り替える

iMacrosには、マクロ実行中にユーザエージェント(以下UA)を一時的に切り替える機能がある。実行後は元のUAに戻る。
[任意]ファイル名: uatest.iim

VERSION BUILD=6011218
TAB T=1
URL GOTO=http://www.iopus.com/imacros/demo/v5/user-agent.htm
SET !USERAGENT "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)"
TAB OPEN
TAB T=2
URL GOTO=http://www.iopus.com/imacros/demo/v5/user-agent.htm

これを実行すると、1番目のタブに標準のUAが、2番目のタブ(自動的に開く)にIE6(Windows XP上)のUAがテストページに表示される。この状態で、2番目のタブを再読み込みすると、標準のUAが表示される(マクロ実行後に通常のUAに戻ることの確認)。
コードの書き方としては、SETコマンドで変数!USERAGENTに代入する形

SET !USERAGENT "[UAの文字列]"

となり、この後にURLコマンドで開かれるページにおけるUAは、ここで指定したものになる。ダブルクォートで囲むことと、スペースもそのまま入力するところに注意。
UAの変更は、変数に代入する形のため、複数回の切り替えも簡単にできる。上に書いたコードに

SET !USERAGENT "Opera/9.30 (Nintendo Wii; U; ; 2047-7; ja)"
TAB OPEN
TAB T=3
URL GOTO=http://www.iopus.com/imacros/demo/v5/user-agent.htm

を追加すると、最後にWiiインターネットチャンネルUAでテストページが開く。


関連記事:

使用したバージョン:

  • iMacros 6.0.1.5

kde-look.orgやkde-apps.orgの姉妹サイト色々

色々なテーマ(ユーザインターフェースの外観やアイコン、壁紙など)を配布しているkde-look.orgや、アプリケーションを紹介・配布しているkde-apps.orgは随分前からあり、その後GNOME版やXfce版が出てきたところまでは分かっていたが、その後色々なバリエーションが無駄に?増えているように見える。

アプリケーション

なお、http://www.xfce-apps.org/ にアクセスすると、Gentoo Linuxの端末*1のようなページが表示されて、準備の進行状況?が表示される(今後変化する可能性がある)。

テーマ

色々と分かれてはいるものの、実際には複数のサイトに掲載されているものもあったりする。特にxfce-look.orgは微妙で、
http://www.gnome-look.org/index.php?xcontentmode=100

http://www.xfce-look.org/index.php?xcontentmode=100
を見るとほとんど同じだったりするが、Xfce用のテーマが置いてあったりもするため、Xfce4のユーザはGNOMEと共通して使えるものを含めてxfce-look.orgを使えばよい、ということになるので、これはこれでよいという気もする。

その他、debian-art.orgやubuntu-art.orgといったディストリ別のサイトまである。これらは壁紙や起動スプラッシュ、ロゴなどが独自になっている感じ。
beryl-themes.orgはcompiz-themes.orgと同じだが、いつまで残しておく*2のかは不明。キューブのスカイドーム画像があるので、ここから気に入ったものを落とすと便利。

データ

http://www.kde-files.org/ には、KDE関係のアプリケーションのテンプレートなどがあるが、KDEと関係のないOpenOffice.orgInkscape向けのテンプレートもある。この類の別名のサイトはない。

*1:プロンプトの配色や表示の形式などが似ている

*2:Berylは古くなりCompiz Fusionになったため、無くなる可能性がある