Wine上のfoobar2000で日本語ファイル名のオーディオファイルを含むZipファイルを開いたときの不具合とその対処法
UTF-8ロケールのGNU/Linux上で日本語ファイル名を含む複数のオーディオファイルをZipファイルにまとめてWine上のfoobar2000で開くと、一部のファイルが再生されない現象が起こる。開くときにエラーダイアログが出ることもある。
読み込んでいるときには、上のようにファイル名が化けて表示されている。
これを回避するには、Wine環境にZip圧縮のできるWindowsアプリをインストールし、これを用いてZipファイルにまとめるのが手っ取り早い。
例として、7-Zip File Managerを使用して、
オーディオファイルを選択後「追加」をし、
「ファイルの圧縮」ダイアログで書庫形式を「Zip」、圧縮レベルを「無圧縮」にして出力する。
(2007/12/12)ファイルの選択がうまくされない場合、「編集」メニューの「全てを選択」を使用するとよい。
こうしてできたZipファイルをfoobar2000で開くと、
読み込み時にファイル名は化けず、飛ばされるファイルもなくなる。Windowsとの相互運用性も向上する。