試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

メール着信を自動的にチェックして知らせてくれる「Mail Notification」

Mail Notificationを使用することで、メールの着信を自動的にバルーン表示で知らせてくれる。本家のページスクリーンショットがあるので参考になる。
対応するメールボックスの種類が豊富で、POP3はもちろんのこと、Gmailにも対応していて、ローカル/リモートの各種メールボックスや、各種メールクライアントごとのボックスにも対応している。
GNOME向けではあるが、デスクトップ環境には依存せず、Xfce4やKDEでも使用可能。
ディストリのパッケージとしては、「mail-notification」という名前のパッケージがDebian/Ubuntu/Gentooのいずれにも用意されている。

  1. 起動について
  2. 設定

起動について

/etc/xdg/autostart/mail-notification.desktopがあることからも分かるが、デスクトップ環境のセッションに入ったときに自動的に起動されるようになっている(デスクトップ環境のセッション設定により、切ることもできる)。

設定

設定ダイアログは、デスクトップ環境のメニューから「メール着信通知」を選択するか、システムトレイのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択する。「mail-notification --display-properties」を実行してもよい。
全般設定では「追加」ボタンでメールボックスの設定を行う。外部コマンドを使用することで、別の通知方法と併用することもできる。

画像は、ベルによる独自の通知音を鳴らすプログラムを指定している。
その他、別のタブでは、システムトレイやポップアップに関係した設定が行える。
「ステータスアイコン」タブで「常に表示」をチェックしておくと、設定ダイアログが楽に開ける他、メールクライアントの起動などもできるのでおすすめ。

使用したバージョン:

  • Mail Notification 4.1