試験運用中なLinux備忘録・旧記事

はてなダイアリーで公開していた2007年5月-2015年3月の記事を保存しています。

2011-01-01から1年間の記事一覧

有料メールマガジン発行の計画に関連したアンケートのお願い

本備忘録の開設からまもなく4年となりますが、諸事情により、近い内に有料のメールマガジンを発行する計画となりました。 これに関連して、メールマガジン発行に向けての参考とするため、本備忘録を訪問されている皆様へアンケートをお願い致します。 回答形…

UbuntuにおけるEclipseへのPleiades(日本語化パッケージ)とPyDev(Pythonの開発支援)のインストールについて(Ubuntu 11.04時点)

ここでは、UbuntuにおけるEclipseへのPleiades(日本語化パッケージ)とPyDev(Pythonの開発支援)のインストール作業についてを扱う。 Pleiades(日本語化パッケージ) Debian/Ubuntuでは、Pleiadesはディストリのパッケージとして提供されており、パッケージ名「…

UbuntuのUnityに関するメモ(メニューとランチャ・Ubuntu 11.04時点)

「UbuntuのUnityに関するメモ(Ubuntu 11.04時点・概要,動作環境,システムトレイアイコンの表示など)」に続き、Ubuntu 11.04時点でのUnityの使い方についてを扱う。 メニューについて 既定ではSuperキー(Windowsマークのあるキーがあるキーボードでは同キーが…

ガンマ調整用のチャート画像を自動生成してGTK+のGUIで表示する

「NVIDIA製GPU/ドライバ使用時の設定ツールと明るさ/コントラスト/ガンマ調整について」や「AMD(ATI) RadeonのCatalyst(fglrx)ドライバに関するメモ(バージョン10.4現在)」,「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガン…

UbuntuのUnityに関するメモ(Ubuntu 11.04時点・概要,動作環境,システムトレイアイコンの表示など)

概要 Unityは ランチャ/ウィンドウ一覧を兼ねたアイコン群のパネル アプリケーション名の表示,アプリケーション内のメニューの表示,システムトレイなどのパネル 一覧や検索からのアプリケーション起動,ファイルへの容易なアクセス ウィンドウマネージャ機能 …

バージョン2.26以上のGIOライブラリにおけるGSettingsの機能とその設定を扱うツールについて

GConfとGSettings GNOMEなどのアプリケーションが設定を保存するための仕組みとしてGConfというものがあり、階層構造を持った設定データベースに対して設定を読み書きする。このGConfは外部のGConfライブラリ(libgconf)が必要で、設定デーモン(gconfd)も動作…

GNU Emacsのバージョン22以下(外部版)とバージョン23以上(付属版)の両方で動作するnXML modeの色設定の記述について

「nXML modeの設定とアウトライン操作メモ」ではバージョン22系のEmacsで追加パッケージとしてnXML modeを用いており、その後Emacsのバージョンが23系になった際には標準で同モードが提供されるようになっているのだが、いつの頃からかリンク先の記事におけ…

Pythonのsys.exit()関数の引数とプロセスの戻り値について跡地

(2021/9/21)本記事は「Pythonのsys.exit()関数の引数とプロセスの戻り値」へ移動した。

動画編集アプリケーションOpenShotの使い方について(バージョン1.3.1時点・マーカーとタイトル)

「動画編集アプリケーションOpenShotの使い方について(バージョン1.3.0時点・プロジェクトファイルとタイムライン、外観テーマ)」に続いて、OpenShotの基本的な使い方の内、マーカーとタイトルについてを扱う。 マーカー タイムライン上の特定の時間(位置)に…

Ubuntu向けに作成・公開していたパッケージの11.04への対応を完了

これまでlaunchpad.netのPPAリポジトリでUbuntu 10.10向けに公開してきたパッケージをここ数日の内に11.04向けにアップロードし直して、一通りのパッケージを11.04で利用できるようにした(launchpad.net上のコピー機能ではうまくいかず、debian/changelogで…

nvidia,fglrx以外のドライバ向けのX Window Systemの明るさとガンマの調整ツールのパッケージを作成

X Window Systemで明るさとガンマを調整する自作ツールについて「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ3/3)」のCLI版(端末やシェルスクリプトで動作するもの)と「nvidia,fglrx以外のドライ…

FirefoxのLink And Forminfo拡張のリンク一覧から項目をダブルクリックしたときにURLを開かないようにするための修正の自動化スクリプトのバージョン1.0.7向け版

「FirefoxのLink And Forminfo拡張でリンク一覧から項目をダブルクリックしたときにそのURLを開かないようにする」では拡張の.xpiファイルのダウンロードから修正・書き出しまでの作業を自動化するスクリプトを貼り付けていたが、今回は当時(1.0.5)よりも新…

nvidia,fglrx以外のドライバ向けのX Window Systemの明るさとガンマのGUI調整ツールを作成

「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ2/3)」「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ3/3)」で作成した、nvidia,fglrx以…

GNU/Linux版Google Earthのユーザインターフェースにおける日本語フォントの描画についてのメモ(バージョン6.0時点)

以前GNU/Linux版Google Earthのバージョン5.0系のユーザインターフェースのフォントに関する問題の対処についてを扱ったが、その後Ubuntu 10.10上でバージョン6.0系を試した際に同様に作業を行ってもうまくいかなかった。 Qt4を置き換えて起動するまでに必要…

X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ3/3)

「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ2/3)」の続き。 自作の明るさ/ガンマ調整ツールのコード ページ2のメモの内容を踏まえ、明るさと各色成分ごとのガンマの両方を同時に設定できるCLIツ…

X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ2/3)

「X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ1/3)」の続き。 自作のツールを作成 ページ1で扱った2つのツールは「明るさと各色成分ごとのガンマ補正を両方変更する」ということを実現するには不…

X Window Systemでnvidia,fglrx以外のドライバを用いた環境における明るさとガンマの調整について(ページ1/3)

NVIDIA製の「nvidia」とAMD(ATI)製の「fglrx」の各プロプライエタリドライバでは付属ツールによって明るさとガンマの調整が行えるが、これらのドライバに対応しないGPUを使用した場合や、代わりの自由なソフトウェアのドライバを使用している場合では別の方…

画像ビューアGImageViewに関するその後のメモとUbuntu向けパッケージの作成(2011年4月中旬時点)

以前GImageViewが最新のリリース版でもうまくビルドできず、色々と修正をして動かしても動作がおかしかったりしていたが、その後も新しいバージョンのリリースは出ていないものの、SourceForge.netにおいてはSubversionリポジトリで作者によるメンテナンスは…

AMD(ATI)が配布するfglrxの.runファイルからDebianパッケージを作成してインストールする(Ubuntu向け・2011年4月時点)

GNU/Linux上のX Window System向けのAMD(ATI)提供のCatalyst(fglrx)ドライバについて、「UbuntuにおけるCDEmuと最新のグラフィックドライバのインストールについて(Ubuntu 10.10時点)」で扱った「X Updates」のPPAリポジトリを用いた場合、ディストリ標準の…

バージョン1.2.12系以上のopenBVEのユーザごとのデータ保存ディレクトリについてとシミュレータ開始後に正常にメインウィンドウに戻らない場合の対処(後半)

「バージョン1.2.12系以上のopenBVEのユーザごとのデータ保存ディレクトリについてとシミュレータ開始後に正常にメインウィンドウに戻らない場合の対処(前半)」の続き。 本体のあるディレクトリ以下にデータを保存したい場合とシミュレータ開始後に正常にメ…

バージョン1.2.12系以上のopenBVEのユーザごとのデータ保存ディレクトリについてとシミュレータ開始後に正常にメインウィンドウに戻らない場合の対処(前半)

openBVEのバージョン1.2.12系(開発版は1.2.11系)からは設定ファイル群は各ユーザごとの設定ディレクトリに保存されるようになっている。これはMonoや.NET Frameworkの基本クラスライブラリにおけるSystem.Environment.SpecialFolder.ApplicationDataの値に基…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ3/3)

「k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ2/3)」の続き。ここではk10railgun自体については扱わず、電圧を下げた運用に関係する負荷テストについてを扱う。 負荷テスト 負荷テストの必要性 一般的に…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ2/3)

「k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ1/3)」の続き。 実行 実行の際にはヘルプの表示を除いて管理者権限が必要。 k10railgunはPythonスクリプトなので、Pythonが入っている環境であればスクリプ…

k10railgunによるK10/K10.5世代のAMD製CPUの電圧下げに関するメモ(バージョン0.801.8a時点・ページ1/3)

AMD製のK10/K10.5世代のCPU(Phenom,Phenom II,Athlon II)の省電力機能ではP-Stateと呼ばれる幾つかの状態にクロック値と電圧値が対応付けられており、OS(のCPUドライバ部分)はこのP-Stateを切り替えることでクロックと電圧を変動させる。また、その(クロック…

GNU/Linuxにおける省電力関係のまとめ(2011/3/22時点)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災/東日本大震災)に被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。 (2012/3/11)一部の古い記述を削除し、タイトルも変更しました。以下、省電力に関係する内容のまとめ記事とします。 GNU/Linuxに…

バージョン4.0系のMozilla Firefoxのタブ関係に関するメモ(Firefox 4.0 Beta 12時点)

「Mozilla Firefoxのユーザインターフェースに関するメモ(Firefox 4.0 Beta 12時点)」の続きとして、バージョン4.0系のFirefoxのタブ関係についてを扱う。 タブグループについて バージョン4.0系からのFirefoxでは、タブは幾つかのまとまり(グループ)をGNU/L…

動画編集アプリケーションOpenShotの使い方について(バージョン1.3.0時点・プロジェクトファイルとタイムライン、外観テーマ)

「動画編集アプリケーションOpenShotの使い方について(バージョン1.3.0時点・プロジェクトとプロファイル)」に続いて、OpenShotの基本的な使い方の内、動画プロジェクトを構成するファイルとそれを配置するタイムライン,更に外観テーマについてを扱う。 プロ…

Boo言語の簡単なプログラム例(端末への固定文字列出力とGtk#のウィンドウ表示)

ここではBoo言語を用いた簡単なプログラム例として、端末への固定文字列の表示と空のGtk#のウィンドウ表示の例を扱う。 端末に固定文字列を表示する メモ 端末に文字列を表示するには組み込みのprint文かprint()関数(ともに末尾に改行が付く),もしくは基本…

GNU/Linux版のバージョン4.0系FirefoxでWebGLを有効にする(Firefox 4.0 Beta 12時点)

バージョン4.0系のFirefoxはWebGLに対応しており、Chrome ExperimentsのWebGL ExperimentsなどでOpenGLを用いたデモページが参照できる。ただ、GNU/Linux版のFirefoxではこの機能が標準では無効になっているようで、WebGLがサポートされないものとして扱われ…

Boo 0.9.4.9のUbuntu向けパッケージを作成

2011年3月開始時点のBooの最新バージョンは0.9.4.9だが、Debian/Ubuntuのパッケージの最新バージョンはともに0.9.2.3383となっており、Debianの不安定版でも本家の最新バージョンにはなっていなかったため、Ubuntu向けのバージョン0.9.4.9のパッケージを作成…